世代を超えて焼酎のおいしさを発信したい。
岡山で『焼酎道楽 金星』を営業しています。これまで、焼酎を一時的なブームとしてではなく、日常で気軽に楽しむ「文化=カルチャー」にすることをモットーにお店を続けてきました。時間があれば九州の焼酎蔵に足を運び、その魅力を発信しています。
焼酎は500有余年の歴史と独自製法を持つ伝統蒸留酒。料理と一緒に楽しむ食中酒として親しまれてきましたが、かつての焼酎ブームで「芋焼酎はくさい」「通が嗜むお酒」といった誤ったイメージが浸透。お湯割りに向いた焼酎をロックやソーダ割りで飲んだお客さんから、「おいしくない」と誤解されることもありました。
そこで、どんな銘柄もおいしく飲めて、甘いお酒が好きな女性や焼酎が苦手な若い人も楽しめる新しい割材を作ることを決意。3年かけて開発したのが焼酎専用の炭酸割材「宙_FIZZ」です。コンセプトは「SWEET GOOD」。上から目線ではなく、「甘い飲み方もいいね、飲みやすいね」というくらいのフラットなメッセージを込めて、焼酎の新しい楽しみ方を提案しています。